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 佐世保市街の西側に聳える 弓張岳(ゆみはりだけ)に足を伸ばしてみました。
佐世保市内観光バスは弓張岳展望台を見学コースに組み入れているので
それなら景勝地として間違いがなかろうと行ってみた次第です。
 弓張岳への道は 山の中腹に建ち並ぶ家々の間の細い道をくねくね登るドライブルートです
佐世保の中心部からは車で20分で山頂へ行けます。
 軍港に適した天然の良港を持つ佐世保は 急峻な岩山に囲まれ平地が少ない中にびっしり家屋が建ち並んでいます。
海に面しない所はすべて山に囲まれているといっても過言ではなく 地形が呉と実によく似ていました。
 あいにく曇天だったので 視界も霞んでいながらも 
なんとか展望台に立って
麓に広がる佐世保湾と市街地の風景を楽しむ事が出来ました。

標高は364メートル
昭和30年に西海国立公園に指定され
昭和40年 山頂に展望台と野口雨情の歌碑が出来ました。
    それでは弓張岳展望台からの風景をご覧下さい……。       
 大きな河川が無いなど 地形の関係もあり
佐世保は降水量の割に水道事情は苦しく、
1994年には半年以上も 全市域で給水制限が行われた事もあります。
戦前 海軍工廠だった造船所で戦艦武蔵も艤装されたのです。                 恋人と見る夜景は綺麗でしょうね。
 佐世保には明治20年代から 清との緊張が高まった事で 近海の海に水雷が敷設され 弓張岳山頂には砲台も築造されました。
佐世保の軍港が完成しても 今度は日露戦争が勃発し 要塞の建設は引続き続けられます
 日露戦争勝利後は 対外権益の守護と大陸進出で 佐世保軍港を取り囲むように砲台が設置されました。
この小さな砲台址を眺めると 列強に伍して必死で対抗しようとしていた明治日本の健気な精神が見てとれます。
 佐世保市営バスも弓張岳展望台への路線を持っていますが
運行本数は右写真のように少なく 最終バスは18時頃なので 
夜景を見るなら やはり車がお薦めです。

 晴れた日だと西側に 小さな島の群落が碁石のように並ぶ
西海国立公園の九十九島がはっきり見えたのでしょうが.....
今回の旅ではそれが残念でした。

 長崎・稲佐山のようなメジャーな場所のように
人が多過ぎるという事も無いので
街を見下ろしながら“この地の歴史や地理を
検証して訪ねる事に喜びを見出す”
私のようなオタク派には最適でしたね。

佐世保の街歩きはこちらをご覧下さい

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