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旧河野家住宅 そして大阪城残石 自然とうまく調和している印象です。 |
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砂糖しめ小屋
ここでしか見られない珍しい建物があります
サトウキビを絞る石臼なども復元されています
四国でサトウキビは育ったのでしょうか? |
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江戸時代の建立から、最近まで利用された建物まで 多岐に及んでいます。 国指定の重要文化財建造物は2棟、重要有形民俗文化財の建物は6棟 そしてほぼ全ての建造物が文化財の指定・登録を受けています。 |
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丸い建物であるのは
サトウキビを絞る為に腕木を
に引かせ 牛が石臼を回して
いたからです。 |
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移築復元といいながらも 歴史的価値の高い民家が多いのが嬉しい所です |
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そして四国村ギャラリーがあります。
こちらは2002年に出来た比較的新しい施設で
安藤忠雄設計の美術館と庭園で構成されています。
今回は時間が無かったので 中に入るのは割愛しましたが
余裕があれば 又じっくり見たいものですね。
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茶堂
四国ではおへんろさんの接待 休憩場のために 街道に点在していたようです。ここで茶が出されたため茶堂というのでしょうか。南予にあったものが移築されています。
祀られている地蔵菩薩は流政之の作で、瀬戸内寂聴によって開眼され「遊庵」と名付けられました。 |
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茶堂から進む道は竹林になっており 美しい風景に心洗われるようです。 |
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山の頂部には 大久野島灯台と灯台退息所 |
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歩き続けて行くと 山の頂部に達しました。
こちらは 大久野島灯台と灯台退息所が展示されているエリアとなります。
この辺りは明治以降の建築だけに 雰囲気が洋風となります。
灯台退息所とは灯台の官舎で 日本で最も早い時期に造られたいずれも石造りの重厚なもの。
灯台退息所の内部の様子 ↓ |
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前庭にはチューリップも植えられて 雰囲気も良く見晴らしがよいので 女性に好まれそうな場所ですね。(訪問時はまだ寒い時期だったので チューリップも花が咲き誇っていません(^^;)
西洋風建築であり、先ほどまでの和風建築とは趣が異なるため
少し離れた丘の上に配置するあたり 雰囲気を壊すこともなく
巧みな配置だと感じました。
坂道を下ると植物園 行った時期は花が多くなかったですが.....
敷地はかなり広いです。
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雨上がりに散策しましたので 森の緑がしっとりとしており風情が良かったです。 |
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竹林などの緑 小川 滝など 自然と民家を巧みに調和させて配置しています。 |
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さらに進むと 土佐和紙を作っていた 楮(こうぞ)蒸し小屋があります。
楮や三椏を釜の上に積みこんで蒸したという内部も ご覧のように忠実に再現されており 高級和紙の産地・土佐の文化を、建物を通じて今に残し、後世に伝えています。
昔の紙造りは大変手のかかる作業で ここで蒸した後は皮を剥ぎ、水に浸した白皮をモチにして棒で叩き 最後に水に入れて掬いあげ 紙に漉いていたのです。 |
下木家住宅
剣山の北斜面 つるぎ町にあった山村農家が移築されています。
太い梁を組んだ空間構成 力強いと感じますね。
四国でも祖谷地方は標高が高く 相当寒冷な所なのですが
冬は二つの囲炉裏で暖をとっていた事など
地域に即した生活を窺い知る事が出来ました。 |
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久米通賢先生旧宅
平賀源内と比肩する 香川出身の江戸時代の科学者です。
(意外と知られていませんが) 軍船、大砲、ピストルなどの武器、扇風機等を発明し、
坂出塩田の基盤を作った郷土の名士です。
内部は日本文化の勉強会等が行われる研修室とか。 |
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旧中石家住宅
祖谷の民家で 隠居屋 主屋 納屋が一列に並んで続きます
何れも茅葺きの葺き降ろし 十八世紀後半の建築とみられています。
母屋が立派なのに比べて隠居屋が小さいのが特徴ですが
父親が隠居し 長男に世帯を譲ると 隠居屋に移り住んだからのようです。 |
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旧丸亀藩御用蔵
海鼠壁に特色がある丸亀藩の御用米蔵で 金毘羅参りの絵画にも描かれています。
季節ごとの展示スペースとして使用されている資料館的役割を果たしています。
昔の暮らしが そして先人達の知恵が息づいている四国村
自然と調和したテーマパークの中を散策し 景色を眺め |
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懐かしさに触れながら 四国の文化や風土を体感する事が出来ます。
園内の所要時間は 個人的には最低2時間半は見たいところですね。 |
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アーチ橋 そして旧福井家石蔵
いずれも明治中期に作られ、昔の金比羅街道沿いにあったもの |
三崎の義倉
義倉とは平時に稲や麦を貯蔵し 飢饉の際に種籾や食料の補助として支給する制度。 |
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醤油蔵と麹室
東かがわ市引田の醸造所で 長年使用されたものが移築されています。
天保9年(1838)に造られた仕込桶や押槽など 昔の用具を使って
醤油造りの作業場を再現していました。
醤油蔵の中には醤油樽がたくさん積まれ
大豆を茹でる大釜や桶、絞り機など 写真を撮るにも絶好です。 |
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最後は旧吉野家住宅があります
こちらは南四国の伊座利地区の漁師の家を移築したもので 強風対策で家の周囲を石垣で囲んであります
昔の漁業というのは博打的要素があり 地元漁師が借金をして大網を買っても 不漁続きだと家の建て替えができず みすぼらしい侭であった事など そうした漁村の生活などが垣間見ることができ 興味深かったです。 |
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入村料は 一般800円(2010/4現在) 8:30〜17:00(冬季は16:30)
(四国村ギャラリーがセットになる入村券も販売されています)
年中無休で 朝8:30から開園しているというのも便利です。
四国村に隣接して ティールーム異人館 うどんのわら家があり (右写真参照)瀬戸内海国立公園・屋島もそばですから 香川観光の際はお薦めしたいと思います。 |
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