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桜島の溶岩道路を車で走って そのスケールを体感しました。
やはり溶岩原を車で回りながら 力強い自然の息吹を感じた方が 魅力を満喫出来ます。
朝行かれるのでしたら 垂水→鹿児島方面へ 東から西へと車を走らせる方が
車を運転するのに眩しくないのでお勧めです。
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道の駅「たるみず湯っ足り館」 |
宮崎観光の後日に鹿児島県入りしましたので
まず大隈半島側 垂水市の道の駅「たるみず湯っ足り館」に入り
ここから桜島の旅を始めます。
観光情報などの冊子を入手して 出発しましたが
今なお噴煙を上げる活火山・桜島です。
この日の朝も ちょうど噴煙が立ち昇っていました。 |
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活火山は2年前の阿蘇山中岳以来でしたが ここに来て桜島を遠望しても 大自然の凄さを実感できるはずです。
それにしても洗濯物が なかなか外に干せませんね。 |
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裏桜島の風景も良いのですが 問題は噴煙!
車が直ぐにススだらけ! こりゃ日本一車が汚れる道の駅かも(失礼) 地元の人にとっては降灰は厄介でしょうね。
それでも この道の駅には 物販、飲食施設、足湯、そして温泉が完備しています。
温泉の営業時間に合わなかったので 今回は入れませんでしたが いつか入ってみたいと思っています。 |
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黒神埋没鳥居 |
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桜島を先述の道の駅をl起点として 大隅半島側から西行しましたが 牛根大橋を渡って北側の 黒神埋没鳥居に向かいました。
黒神埋没鳥居
大正3年1月の大噴火の時 元々3mの高さだった鳥居が
上部1m分を残して他は全部埋まってしまいました。
黒神地区だけで約700戸が埋もれ 耕作地を失った桜島の村民は島外へ移住し 噴火以前は2万人あった島の人口は 直後には3分の2に激減しました。現在は桜島全体で5,000人余となっています。
この鳥居は 当時の村長の「掘り起こすのではなく災害の遺産として残そう」という意思でこの侭になっているのだとか。
奥には神社もあります。 |
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桜島溶岩道路 |
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桜島の南側を周回する 桜島溶岩道路を走ってみました。
溶岩道路を車窓から(動画)
徐々にごつごつとした石に変わって行き
降灰で黒ずんだ風景に変わります。 |
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古里温泉(桜島南岸)そばの 林芙美子文学碑(→右写真)
マグマの恵みでもある温泉 桜島にはここ古里温泉と
島の北側の白浜温泉があります。
ここでの温泉入浴は時間が無いので割愛しました。 |
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有村溶岩展望所 |
大正溶岩原と昭和溶岩原からなる溶岩原 広さは10万平方メートルで
遊歩道の途中の展望所からは南岳のダイナミックな姿が印象的です。 |
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遊歩道は全部歩くと1km位あり アップダウンの変化もあります。
噴灰で周りは確かにススっぽいのですが 男性的な光景は一見の価値あり、
桜島写真を撮るにはここがイチオシですね。
噴煙から逃れるための避難壕も(写真右)!
桜島の住民は、食事の時に好物は先に食べろ と教えられて育つようですが
これは いつ噴火しても、食べられずに悔しい思いをしないようという謂れからなのです。
但し 桜島の溶岩は国立公園のものなので 持ち出しは出来ません。 |
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桜島は三岳(北岳 中岳 南岳)から成る活火山によって形成され 頻繁に噴火を繰り返す歴史を持ちます。
その名の通り 元来は海に囲まれた島でしたが 大正3年(1914)の大噴火で大隈半島と陸続きとなりました。
現在でも活動しているのが南岳で 小規模の噴火を繰り返しています。
名実共に鹿児島のシンボルで、霧島屋久国立公園に指定されています。 |
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