淡路島へ花を見に行ってきました

 場所は 淡路島の北部 淡路島国営明石海峡公園・淡路夢舞台という所です。
淡路島は瀬戸内海最大の面積を誇る島で 神戸淡路鳴門自動車道で本州、四国と結ばれています。

 明石海峡大橋を渡って直ぐの 淡路ICを降り 国道28号線を南下すると
淡路島国営明石海峡公園・淡路夢舞台が見えてきます。
ここは以前 淡路花博の会場となった所です。
行ったのは3月末でしたが 丁度「淡路花祭2007春」なるイベント期間中でした。 

 それではまず 国営明石海峡公園の側を紹介しましょう。
国営明石海峡公園の入場料は400円
奇跡の星の植物館(淡路夢舞台温室)の入場料は600円ですが
2施設セット券が800円で販売され(2007/3現在) こちらを求められるとお得です。
ゲートは4つあり 私達は南側の東浦口ゲートから入場しました。
中央に“花の中海”という大きな池が見えますから この公園を反時計回りに紹介しましょう。
大地の虹
私たちが行った時は それほど見頃という訳では
ありませんでしたが  色とりどりに帯状に並んだ花壇は美しく 
写真撮影している人は多かったです。
花の中海
貸しボートがあります 
美しい水辺で マガモを見ながら憩う事ももちろん可能です。
  
広大な園内は開放感いっぱい 歩き疲れるほど広すぎる点も嬉しいですし
子供向けの大型遊具もあり 一日中楽しめます。 貸ボートは30分400円(2007/3現在)
花火鳥(上写真中央)
阪神淡路大震災から10年 震災からの再生と復活を込めたものだそうです。

子供の森(上写真右)、 松の谷(写真左)

 車椅子の貸し出しも行い、大きな園路には段差がなく
傾斜も6%以下に抑えるなど ご年輩の方にも優しい公園です。
長い傾斜の園路には待機場所もあり 階段になる所はその手前に表示もあります。
福祉業界の私がすぐ気付いたほど 弱者への配慮がされている点に感心しました。
(麻雀の配牌と一緒で、こんな公園に来てポヒャーンと見ていては駄目ですぞ(笑))
 パームガーデン (写真上左)
 
 海見橋 (写真上中)
  この公園は海に突き出している区画
  もあり 潮風も心地よい公園です
 
 水の樹 (写真上右)

 移ろいの庭 (写真左)
  季節の移ろいを感じ乍ら散策できます
やさしい風に誘われ 花咲き染まるポプラの丘

  花ごよみは
     春……スイセン、チューリップ、ハナニラ、芝桜、ケマンソウ、桜、みもざ、紅花常盤マンサク、ユキヤナギ、
     夏……百合、花菖蒲、コバノランタナ、サルビア・インディゴスパイア、サンシャクバーベナ、みそはぎ、
          アメリカデイゴ、キング・プロティア、芙蓉、さるすべり
     秋……ウインターコスモス、つわぶき、桔梗、サルビア・ウルジノーサ、白鳥草、パンパスグラス
          コバノランタナ、ブッドレア、シオン、ハギ、サルビア・ミクロフフィラ、ペニセタム・ギンギツネ
     冬……クロッカス、パンジー、シャスターデージー、レースラベンダー、ユリオプスデージー、ノースポール、
          キンセンカ、クリスマスローズ

 春のチューリップだけでなく リビングストンデージーやユリ、コスモスなど
四季の大花壇が登場するそうですから いつ行ってもそれなりに楽しめると思います。
国営の公園だけあって入場料は大人400円 15歳未満は80円 6歳未満無料と格安で 
障害者は入園料無料 当日に限り再入場無料というのも美点ですね。

植え込みと道路の区別がなく 痛みが早いのを覚悟で、
花や庭を自然の形で見せようとしているようです。

4月の第二週〜第四週まではチューリップアイランドパーティーが催され
200品種・60万株の関西最大級のチューリップとムスカリの大花壇が見られるそうですよ。
 ビジター棟
 ミニ園芸、トールペイント、草木染など各種講座、教室など開かれ 花と緑のクラフト小物も販売されていました。
園内には殆んど無い自販機はこちらにあります。

自然と共生する生活様式を信奉する人たち 
園芸好きの人たちにはたまらない魅力でしょうね。
せせらぎ広場(写真左)
 川の両岸の間にせせらぎが流れていて気持良い所です
向うの橋脚は神戸淡路鳴門自動車道です。

 総じて大変良く管理されている公園といった印象で 、ご年輩の方、障害のある方、そしてファミリーにもカップルにもお薦めできます。公園が大変広いので、散策も含め最低1時間半は所要時間をみて下さい。
空のテラス(上の写真 左右とも)
水と岩による洗練されたデザインで、大阪湾を一望できる眺望スポットです。
月のテラス
ここからは ポプラの丘、花の中海など見下ろす
パノラマビューを楽しめます。
写真右手は長男ですが 広大過ぎて散策に疲れ気味(笑)
手前の石に 淡路島の地図が描かれているのが分かりますか?
滝のテラス
道に沿って 7つの滝があります。
のんびりと水辺散策も楽しめるというエリアです。
 ポプラの丘に登ると まず入ってくる色彩は 眩しいほどの緑でした
絶妙な形状の池が庭を切り取って 近くの陽を浴びた木々が光っているのが
まるで画のように見えます。
イギリスの湖水地方を思わせる「センスが良い」としか言いようのない全体の構成。

 ゆったり時が流れるといった雰囲気で
私はこの公園に そしてここの樹や花々に すっかり魅了されてしまいました。

 客にこのような感覚を覚えさせるには 多大な手間と工夫が必要だと感じますが 地形に合った庭園設計、人間の動線、樹々の配置や日照などを考え抜いた結果として もたらされたのが 他を圧倒するこの公園の魅力なのでしょうね。
 

淡路口側ゲート (写真上右)
花の中海の貸しボート船着き場 (写真左端)
レストラン花屋敷 (写真左から2枚目) 


 連絡口ゲートから出て、次は「淡路夢舞台」側を訪ねました。
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