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魚 の 棚 |
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明石と言えば有名なのが ここ「魚の棚商店街」です。
魚の棚商店街とは、全長350mのアーケードに 明石特産の海の幸や練り製品、海産物の乾物などを扱う商店を中心に約110店の店舗が建ち並んでいます。
約400年前 明石城築城の際に始まったといわれる歴史のある市場街で 地元の人から「うおんたな」と呼ばれ親しまれ
商店のあちこちから威勢のいい掛け声が飛び交っています。 |
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2005年末にアーケードがリニューアルされました。
通りの中央に商売繁盛を願って祀られた「厳島辨財天社」があり、弁天会館あたりから南へ続く「べんてん通り」(写真上)も柱を朱塗りにしたり、鳥居を掲げたりいい味出しています。 |
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“魚の棚”地名の由来は 明石海峡で採れた魚を売る鮮魚商が
店頭に板を敷き、その棚の上にずらりと魚を並べた所から
魚の棚とよばれるようになったとか....。
鯛、たこ、あなごなど鮮魚ばかりではなく 焼き物、干し物 天ぷら、蒲鉾も売っています。
製氷技術も未発達な頃から 明石の練り製品は大阪、神戸で定評がありました。 |
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明 石 焼 |
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明石に来たならば 魚の棚で明石焼を食べない手はありませんよね。
明石焼を明石市では玉子焼と呼びます。明石焼と表記している店は観光客相手の所が多いようです。
本場明石では だしが薄めの味付けでした(玉子焼・出し汁共)。
正しい明石焼とは
・タコはもちろん明石産で(大きすぎても口に残り小さすぎても味わいが無い)
サイコロ大が歯応えと味を楽しめて良いとされます。
・卵は新鮮で大きなものを使用し 薄力粉、じん粉も厳選したものを選び
ダシにも使う利尻昆布だしを生地にも使います。
・ダシは一晩漬込んだ利尻昆布だしと鰹だしをブレンドするのが良いとされています。
あかし多幸で 明石産の鯛を使った鯛茶漬け1,200円も食べたかったのですが
1日10食限定という事で断念しました 今度は食べるぞ。 |
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ここ魚の棚では 午後の早い時間が買い物のピークで たいへん賑わっていますが
それは「昼網」と呼ばれる明石近海でとれた鮮魚が 正午に合わせて水揚げされ、
昼市でセリ落とされた新鮮な魚がずらり並ぶからです。
魚の棚商店街
場 所…兵庫県明石市本町1
営 業…8時〜18時(全店舗の平均的時間。店舗により多少異なる)
休業日…店舗により異なる
港町グルメも愉しめる明石の町 少し羨ましくなりました。 |
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明石海峡大橋 |
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明石海峡大橋を渡り この後淡路島へ花を見に行きました。
明石海峡大橋は橋の長さが3,911m、中央支間長1,991m、主塔の高さは300m。関門橋の3倍の長さがある 世界最長の吊り橋です。1998年4月5日より供用開始 建設費は約5000億円。
さすがに世界最大の吊り橋だけあり、道路からの展望は素晴らしい物です。改めて「これだけの海を越える長大橋を造れる日本の技術力は素晴らしいものだ」と感じさせられました。
淡路島や四国方面へは 大阪駅から 或いは神戸の新神戸駅や三宮駅、海峡大橋たもとの高速舞子バスセンターから 高速バスも頻発していますので 不便さを感じる事はないと思いますし、、淡路花祭会場など北淡路の観光スポットを巡れる花バスも 期間限定で運行されているようです。
(大橋は開通しても 明石からのフェリーは存続しています) |
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惜しむらくは 明石海峡大橋の通行料が高いのがネック |
明石海峡大橋は、実は明石市ではなく神戸市垂水区から架かる |
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神戸市垂水区方向を振り返る |
東側…大阪湾の風景 |
明石鳴門ルートは 本四3架橋で最も交通量が多く
高速バスもここでは非常にポピュラーな存在。
同ルートの大鳴門橋は 四国新幹線対応の鉄道併用橋として設計されましたが
明石海峡大橋は技術的な問題から道路専用橋として建設されました。
余談ですが四国新幹線が“絵に描いた餅”状況の今、
徳島県は
大鳴門橋の鉄道橋予定スペースを、有料の遊歩道や渦潮展望スポットにしています^^。 |
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淡路島が近づいてきました |
橋上から望む 淡路島 岩屋港の風景 |