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 脊振山系の山々の麓 佐賀平野の東部に位置する佐賀県吉野ヶ里町。 温暖で晴天に恵まれた広大な平野、台風など自然災害も少ないとなると弥生時代から農耕文化が発達し 朝鮮半島からも近いので 海を越えて文化も早く伝播したのでしょう。
日本最大級の古代遺跡 吉野ケ里遺跡を訪ねました。
 
 吉野ヶ里公園駅は特急列車は停まりませんが 新築の橋上駅で一階はコミュニティホールがあり 吉野ケ里情報の発信地となっています。駅から約750mで徒歩15分。分かりやすい案内表示があります。
車で行くなら 長崎自動車道・東脊振ICを降り 国道385号線を神埼、佐賀方面に(国道34号線を目指す)。
  
  弥生時代の遺跡を見る前に.....
 東入口側の歴史公園センター
吉野ヶ里公園のインフォメーションセンターといえる場所で
総合案内、券売所、売店、レストラン、ガイダンスルーム 多目的ホールがあります。
レストランでは 吉野ヶ里の古代赤米を使った雑炊を試してみるのも良いお土産話になるかもしれません。
東入口にて 長男 東口側 天の浮き橋
東入口側のレストラン 古代米を使った雑炊もお薦め 売店には吉野ヶ里サブレも! 弥生時代の貫頭衣も貸し出し
吉野ケ里遺跡を中心に佐賀の特産品 土産物が揃う 弥生くらし館 (写真上と左写真2点)
 弥生体験のコーナーもあり 火おこし体験 勾玉づくり、土笛づくりの体験も出来ます。時間がかかる勾玉でも最高2時間位で料金は200円、挑戦したら良い思い出になると思います。

西口サービスセンターに行くと 野外炊事コーナーやグラウンドゴルフもあり 時間に余裕があれば 一日中吉野ヶ里公園で過ごすのも可能です。
 広大な遺跡を探訪.....

 佐賀県神埼市と神埼郡吉野ヶ里町にまたがる丘陵地帯に この遺跡はあり
弥生時代600年間の全時期、さらに古墳時代の集落跡などが発掘され
ムラからクニの中心集落へと発展する過程が理解出来る遺跡です。

この遺跡は今から17年前の 平成3年に特別史跡に指定され
平成4年から 国営吉野ヶ里歴史公園として整備保存が始まり
平成13年春 第一期開園で復元施設が公開されています。
平成19年秋には 隣接する吉野ヶ里歴史公園と一体的に利用できる公園となりました。

右写真は 逆茂木(乱杭) 
米作が盛んになると 水や土地を奪う争いが起き始めましたが
自分達の集落を防衛する為 集落入口など重要な所に造ったバリケード。
南内郭
 環壕 城柵 物見櫓などで厳重に守られた
吉野ヶ里の支配者層が居住していた場所を再現しています。
南内郭では随時 弥生人に扮したスタッフが この遺跡や佐賀の歴史に関する話などを行っています。

物見櫓(左右の高い建物)
 敵の見張りや 集落の偉容を示すシンボル的役割を持ちます
この遺跡では高層の建物へ上ることも出来 展望を楽しめます。

 この吉野ヶ里は 弥生前期には2.5ヘクタールの規模の集落だったものが弥生中期には20ヘクタール 弥生後期には40ヘクタールの環壕集落に発展しました。
日本最大規模といわれ まさにムラからクニへと脱皮した環壕集落なのです。
 南内郭、北内郭、高床の倉庫群(写真左端)は 
最盛期であった弥生時代後期になってから築かれたのです。

 国の特別史跡に指定された文化財なので 公園の整備に関してはかなり慎重に行なわれていると知りました。
専門家によって詳しく調査され集められた情報を 古代建築や考古学 住宅文化の専門家が検討して復元案を熟考 吉野ヶ里の弥生期の集落や建物は 安易に再現された物ではないのです。
北内郭(写真右)
吉野ヶ里を中心とするクニ全体の 
最も重要で神聖な場所と考えられていたエリアを再現しています そして“政が行なわれていた中核”といえる場所でもあります。

王の宮殿 内部(写真下2点)
まつりごとを司る最重要区域で 田植や稲刈りの日取り
戦いや狩りの祈りなど 重要な事柄は全てここで決定されました。
当然指導者達のみが出入りできた神聖で特別な場所でした。

墳丘墓と甕棺墓地(写真左端)
 集落の発展に伴って 防御も厳重になっており争いも大規模になってきた事がうかがえます。

環壕(写真左から2点目)
 集落を外敵から守る壕で 外壕と内壕があります。
 遺跡が発見されたのは大正末期から昭和初期です。
昭和50年代以降になって ようやくこの田舎も宅地化などが始まり 細々と発掘はされていましたが 昭和の終わりのバブル期に工業団地計画により発掘調査で魏志倭人伝に書かれた卑弥呼の集落と同一の造り と報道された事が契機となって 一躍注目を集めるようになりました。

倉と市(左写真2点と下写真2点)
盛大な市が開かれた交易の中心地を再現しています。
展示室
 遺跡から発掘された甍棺 農具 武器など出土品が展示され
30分程度の吉野ヶ里遺跡紹介ムービーが放映されています。
遺跡に関する書籍コーナーやジュース自販機などもあります。

 吉野ヶ里遺跡をはじめ佐賀県の弥生遺跡から出土する遺跡は
ガラス製管玉、細型銅剣 広形銅戈、そして写真手前の土器など
朝鮮半島から出土するものと大変よく似ています。
この頃から日韓の往来はあったのですね。
南のムラ
 ここは平成19年10月にオープンした 吉野ヶ里で最も新しいエリアです。
“庶民層の農耕エリア”を忠実に再現しています。
この頃の人々は農耕や様々な生活に必要な道具造りをしていた様子が見てとれます。
 写真上(白のダウン)は私の長男です。
このような遺跡では日本最大級だけに 一周すると1万歩は歩いていました。
一度見たらもう充分といった感じで リピーターが育ちにくいのが難点かも?!
私達親子が行った時には観光客もほとんどいなかったです。
公園内の随所に土産屋でもあれば 活気も出るのでしょうが
遺跡公園だけにそれが似合わないのは否めません(失礼)。
 それでも古代の風や文化・文明の時を体感したり 
歴史の始まりや 日々の営みを支えた始まりを学ぶなら最高の施設です。
弥生時代の貫頭衣を無料で貸し出しているので 
できれば家族やカップル同士で着てみて遺跡を見学し
互いに「似合わねえよ(笑)!」とツッコミ入れあうのも面白いかもしれません。
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吉野ヶ里温泉ホテル 魅力的な自然と歴史。安らぎと、ときめきが交差する。
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