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明 治 の 面 影 溢 れ る 湯 浴 み 場 |
千三百年前から蓬莱温泉の名で知られ 多くの人に親しまれてきた名湯
佐賀県の武雄温泉に行ってきました。 |
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鄙びた温泉街を歩いて行くと
街道の一番奥まった所に見える風情漂う楼門が
シンボルの様に存在し
レトロな浪漫を漂わせていました。
昔からの温泉情緒をこれほど上手く残している町も希有な存在でしょうね。
竜宮のような武雄温泉楼門(国重要文化財)は
桁行6.8m、梁間4.9m、高さ12.5mの木造重層、本瓦葺きの入母屋造り
大正3年の建築で 釘を一本も使っていないとか。
東京駅を設計した 辰野金吾博士(唐津出身)の設計です。 |
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武雄温泉新館(国重要文化財) 写真右下
新館は大正4年に竣工していましたが、客足の減少で昭和38年
には閉鎖され 暫くは 荒廃に任せた状況が続いていましたが
平成15年に復元され一般公開されています。 |
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元湯の建物で 浴場の天井は高さ5mです。
楼門の内側の敷地に 、元湯、蓬莱湯、殿様湯、鷺乃湯など温泉が各種揃っています。
天然100%の源泉が味わえるのが元湯です。 |
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泉源は楼門横にあり
古い櫓からは熱い噴気が出ています。 |
楼門の扁額「蓬莱泉」は書聖中林悟竹の書 |
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元湯は明治9年の建立で 中へ入ると浴場は古びているも
天井が高くなかなかの風格が感じられました。
豊臣秀吉が示した”入湯心得”も残されています(写真右)。
元湯は最も大衆的で 地元の年輩の人たちに親しまれているようでした。
源泉が直接注がれている湯船は 熱めとぬるめに分かれていましたが
前者の方はけっこう熱いです。湯は無色無臭でぬめりが感じられました。
湯船からは湯がどんどんオーバーフローしていましたが
源泉掛け流しですね。
泉質
単純泉 48.5度 湧出量 360L/分
新館の家族湯は殿様湯が1時間3,800円。
殿様湯は 江戸時代この地の大名 鍋島公の専用だったもので
市松模様の浴槽はすべて大理石です。(4畳半と3畳の控室あり)
オランダ商館医のシーボルトも鍋島氏より特別に入浴を許され
「江戸参府紀行」で記しています。
家老湯が1時間3,000円です(4畳半の控室あり) |
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蓬莱湯はジェットバスがあり、
鷺乃湯(旅館・楼門亭内)は露天風呂やサウナがあります。 |
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新館の中では、懐かしい民芸品や 地元産品も販売されていました。 |
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旅館・楼門亭(1泊朝食付5,500円・2007/3現在)に泊まると 元湯・蓬莱湯も入浴出来ます。
武雄温泉 佐賀県武雄市武雄町温泉通り Tel:0954-23-2001
http://www.takeo-kk.net/rekisi.html |
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武雄温泉から南に伸びる温泉通り |
温泉街近くの宮野町通りで..... 長崎街道の宿場もあったのでしょうか。 |
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武雄温泉の祭りは 4月第一土・日の武雄温泉春まつり があります
武雄温泉発祥の故事にちなんだ神功皇后行列や若衆によるみこし ミスさくらコンテストなどで賑わうそうです。 |
瓦そばに似た岩盤焼が
武雄温泉のグルメ名物か |
映画のロケ地にも選ばれる程
懐かしい気持ちにさせる町です |
駅より御船山方向を望む |
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武雄温泉は自然に囲まれた情緒ある温泉郷で 古い歴史も兼ね備えています。
毎日の雑踏の中で疲れた自分を発見した時に この温泉に浸かってみるのも良いかもしれません。
佐世保や焼物の里・有田、そして嬉野温泉も至近距離です。
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