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 日本最大級のカルスト台地秋吉台。その地下水系は秋芳洞、景清洞、大正洞をはじめとする
大小450余りもの洞窟があります。鍾乳石や石筍など見事な洞窟生成物を作り出しています。
その中で最も規模が大きく、有名観光地となっている秋芳洞に行ってきました。
 秋吉台は頻繁に訪れていますが 秋芳洞入洞は13年振りであり、
当時はまだパソコンやスキャナーもありませんでしたので、
私にとって Web媒体へのアップロードは初めてとなります。
 
  秋芳洞の門前町 秋芳町広谷
  秋芳洞入口の通り(約300m)には 約50軒の土産屋、食堂、旅館が並んでいます。“ザ・観光地”を絵に描いたような町並みですが、他所と異なるのが 秋吉の鍾乳石や大理石を用いた石材系の土産屋が多いという事。
土産店の店内も石材系の陳列が大きな比重を占めています。
この土地の特産であり、観光の記念に表札などを作ってもらうのも良いでしょう。
通りを花で飾るなど 美観を保とうとする努力が感じられます。

 商店街中ほどに 公園と大理石加工展示館があります。
大理石は石灰が高温のマグマに接触し、その高熱で変質して出来たものです。美しい模様から用途は広く建築用石材、花瓶、灰皿、表札、文鎮。掛軸の風鎮、アクセサリー用小物などが作られます。ここ秋芳での製品加工の開始は昭和5年からで 盛んになったのは昭和30年代後半です。
 観光開発が開始されたのは明治末からで、資本家の梅原文次郎が私財を投じて開窟を行い、イベントを企画し 「世界無比の奇勝」と宣伝しては観光客を誘致して 村おこしを行ないました。
それに学問的裏付けをしたのが英国人探検家のガントレット氏で、国際的観光地になる為のアドバイスを与えてくれました。

秋芳洞銘菓・千枚皿
秋芳洞内の千枚皿というビューポイントに因んだもの
 秋芳洞の読みは、正確には「あきよしどう」とされていますが
年輩者や地元人は「しゅうほうどう」とも読み、何れの読み方も慣用的に普及しています。(現在は美祢市と合併しましたが、旧秋芳町は「しゅうほうちょう」と読みました)
 台地の名称は秋吉台、鍾乳洞は秋芳洞と標記されています。
1926年昭和天皇が、山口県知事大森吉五郎氏に、秋吉の瀧穴の正式名称を尋ねた所、東京滞在中の大森氏からの電文で「あきよしどう」と平仮名だった為 再度照会をした所、「よしの字は芳なり」という事で、晴れて「秋芳洞」となった訳です。
 秋芳洞 洞内へ…
 杉木立を通ると鍾乳洞の入口が見えます、山肌の岩と三段滝に周辺の緑
鍾乳洞の入口が一枚の絵になる美しい光景が魅力です。

 秋芳洞は秋吉台の地下100mにある鍾乳洞で、
国の特別天然記念物に指定されています。
長淵あたり(左写真) 
入口から一歩入ると もうそこには巨大な空間です。
高さ約20m 幅約40mもある渓谷で 初めての人なら 
洞窟にこんな大空間があるのかと感動する事請け合い 
秋芳洞は最初から最後まで大スケールで迫ります。

 遊歩道は起伏に富み、清流の傍、断崖の間などを歩いて進みますが滴る地下水で路面が滑りやすいのと、突起した岩で頭を打たないように気を付けて下さい。
 総延長は8,790m(日本第3位、鍾乳洞では東洋最大)で、
観光客が観覧できるコースはそのうちの約1.5kmに留まっていますが、これが意外と長く 変化に富んだ情景で私たちの目を楽しませてくれます。洞内は禁煙ですし、これより長い距離を歩くとなると億劫がる人も多いでしょう。
(洞内は17℃なので 夏は避暑を兼ねた観光にもうってつけ)
通常入洞時間は 8時30分〜16時30分です。
有名な百枚皿(写真左)
 実際には大小合わせ500枚位あります。

 洞内は、天井から垂れ下がる鍾乳石群、その真下に出来る石筍群、洞窟の壁を飾る石灰華などがよく発達しています。

 名景観の場所には、名称標が取り付けられ 真ん中には音声案内を行っている箇所もあります。
  入口→長淵→青天井→百枚皿→千町田→洞内富士→
  傘づくし→黄金柱→巌窟王→黒谷支洞→出口

 暗く広い洞内であり、狭い遊歩道は観光客の往来も多いですし、写真を撮り歩くには悪条件が重なります。 高性能のデジカメに三脚持参で撮影し、撮影デジタルデータは、画像修正ソフトでレベル補正すればなんとか....。
黄金柱(左写真) 
巨大な黄金色の柱がそびえ絵になる風景です。
もちろん最大の人気スポットで、多くの方がここで写真撮影を行っています。

 カルスト台地に降った雨は岩の割れ目などを通って地下に浸透し地下水になります。この地下水が石灰岩を何十万年もかかって溶かし続け やがて地下に大鍾乳洞を作ったのです。

 長い年月が作り上げた大自然の神秘。
私も首都圏から来た友人を『山口県見物』に案内する際 ここにお連れしたものですが
初めて訪れた皆さんはスケールの凄さに一様に感動されます。
 洞窟内外には ホラアナミジンニナ類、ミジンツボ類などの地下水棲貝類、キクガシラコウモリ、ユビナガコウモリなど6種2万頭以上のコウモリ、アキヨシシロアヤトビムシ、アキヨシホラズミカニムシなど様々な洞窟性動物が生息しています。
 これらの事で 2005年秋、地下水系としては日本で最初にラムサール条約に登録されました。
 入洞料金は大人1,200円(2008/5現在) エレベーターの利用は上り一回限りで
上がってしまうと駐車場まで戻るには約1.4km程歩きます。
再入場する場合は入洞券を提示し 再入洞券(中学生以上100円)を買えば入れます。

 名実共に山口県を代表する観光地であり 
道路や駐車場、公営バスなど受入体制も整っています。
秋吉台と併せ年間200万人の観光客が訪れています。(秋吉台のページはこちら)
 
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