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北里研究所本館・医学館
1915年(大正4) 登録有形文化財
設計・施工:不明
旧所在地:東京都港区白金 |
長崎居留地二十五番館
旧所在地:長崎県長崎市
ここには常設展示・明治の厠(トイレ)
があります。 |
神戸山手西洋人住居
1887年(明治20)
旧所在地 神戸市生田区山本通
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入鹿池
国内最大級のため池が 明治村の東側に位置しています。
風光明媚な土地の中を散策しながら建物に触れていく。 これこそが明治村の特色です。
但しかなり歩行距離があります 夏場はタオルをお忘れなく。
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芝川又右衛門邸
1911年(明治44)
登録有形文化財
設計:武田五一 施工:不明
旧所在地:兵庫県西宮市上甲東園2丁目 |
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品川灯台 1870年(明治3)
重要文化財
設計:レオンス・ヴェルニー
明治の建物が状態良く保存され それらは木々や湖など
周囲の景色に溶け込んでいます。 |
3丁目から4丁目に続く七条坂を降りると ご覧のようにやや広いスペースがあります。
食べ物は持ち込み自由なので、気候が良い時期は敷物も持参して
芝生の上でランチを食べるのも良いかと思います。
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シアトル日系福音教会
(旧シアトル住宅)
明治村の移築復元建物の
旧所在地は国内に留まらず、
米国やブラジルに建っていた
ものも!。 |
階段の上の建物は
歩兵第六聯隊兵舎
(明治6年)
鉄道寮新橋工場・機械館(→)
(明治5年)
日本を発展させる原動力となった機械が展示されています。 |
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日本赤十字社中央病院病棟
1890年(明治23)
登録有形文化財
設計:片山東熊
旧所在地:東京都渋谷区広尾 |
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名古屋衛戍病院
1878年(明治11)
愛知県有形文化財
旧所在地 名古屋市中区三の丸
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病院の当時の建物とその内部の関連の展示で、
明治期の医療、技術など様々な領域を見知りながら、
追体験出来るようになっていました。 |
宇治山田郵便局舎 旧伊勢郵便局舎
1909年(明治42年) 重要文化財
この郵便局は現在の名称を「明治村簡易郵便局」という 現役の郵便局となっています。 |
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郵便局を出て さらに北の方に進んで歩いて行くと
本郷喜之床(明治末年の床屋)、小泉八雲避暑の家、呉服座が並んでいます。
小泉八雲避暑の家は駄菓子屋になっているので 小腹が空いたら何か買って食べるのも良いかと思います。 |
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呉服座
1892年(明治25) 重要文化財
旧所在地:大阪府池田市西本町
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呉服座内部 “ごふくざ”とは読まず“くれはざ”と読みます。
ここも学芸スタッフの案内による「建物ガイド」が一日8回(土日祝は10回)行われています。
集合時間などはよく確認を!。 |
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聖ザビエル天主堂
1890年(明治23) 登録有形文化財
設計:フランス人神父
旧所在地 京都市中京区河原町三條
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数多くの趣ある明治のクラシカルな建築物が点在し、写真撮影スポットは沢山ありますが
個人的には教会のステンドグラスが見事だと感じました。 |
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金沢監獄中央看守所・監房
1907年(明治40)
旧所在地:石川県金沢市小立野
刑務所や雑居房に実際に入ってみるコーナーもあるなど、非常に充実しています。 |
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菊の世酒蔵
1868年(明治初年)
登録有形文化財
旧所在地:愛知県刈谷市 |
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博物館明治村 帝国ホテル
1923年(大正12) 登録有形文化財
設計:フランク・ロイド・ライト
旧所在地:東京都千代田区内幸町
私の一番のお勧めは、やはり帝国ホテルです。
建築家フランク・ロイド・ライトが手掛けたこの建造物は 重厚な雰囲気を有し、来日した世界の著名人に愛されました。
日露戦争講和会議・ポーツマス条約を調印した時に使われた長テーブルなど必見です。
玄関から直ぐの階段部分こそ天井が低いので 威圧される感じがありますが、
空間デザインの妙というもので 階段を上ると一気に視界が開けます。
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中央の大ロビーは天井が抜けており 広々感を感じました。
近代日本の基盤を築いたこの時期の日本は、
欧米様式・技術・素材を採り入れた石造・煉瓦造の
洋風建築を導入し、 近代建築の素地を築きました。 |
2階の喫茶店からの眺めは素敵なので、
立ち寄ってティータイムにするのも一興だと思います。
売店では スープ、クッキー他 帝国ホテルオリジナル商品が揃うので 良いお土産になります。
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ルネサンス様式による明治洋風建築の師範的作品で、
正面の円柱はギリシャ・ローマの神殿を彷彿とさせます。
内部は世界のミニチュア建築が常設展示されています。 |
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川崎銀行本店
1927年(昭和2)
登録有形文化財
設計:矢部又吉
旧所在地:東京都中央区 |
内閣文庫
1911年(明治44)
登録有形文化財
設計:大熊喜邦
旧所在地:東京都千代田区
皇居大手門内 |
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最後は「SL東京駅」に向かいました。
明治村は 南北に細長く造成されており 南から北に1丁目から5丁目まで続いています。
正面から入り 地図を見ながら1番の建物から順に見ていけば(建物に番号が振ってある)大丈夫です。
1番奥「SL東京駅」まで行けば 帰りはSLに乗車後、市電に乗車してみても良いと思います。 |
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12号蒸気機関車
総距離約800メートルの路線(2駅1区間)を
時速約10km/hで往復運行しています。
機関車は新橋〜横浜の鉄道開業の2年後、1874年(明治7)
英国から輸入されたもので、機関車は愛知の尾西鉄道に
払下げられた後、昭和32年まで現役で使われていました。 |
「SL東京駅
一番奥の「SL東京駅」まで行けば 帰途はSLに乗車後、市電に乗車してみても良いと思います。
蒸気機関車は老朽化によるために 一時期運行が中断されていましたが
平成24年11月に営業運行が再開されています。
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食道楽のカフェ 園内に複数のお食事処があり、明治期のメニューの再現なども用意され、グルメも愉しめると思います
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「SL東京駅」内部の売店
明治村オリジナル商品を始め
お菓子やグッズなど
お土産が揃います。
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「歩兵第六聯隊兵舎」の中の
和雑貨のお店 |
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古い建物や池やSLなどとの調和が優れ、写真映えする景色満載でしたし
我が国の貴重な財産が保全されていることに改めて感動しました。
歴史に興味のある方だけでなく、日本人として是非皆さんが訪れるよう、国民に明治村の存在をアピールすべきだと感じました。
明治村は 名鉄犬山駅から東南方面にバスで20分程の所にあります。
名古屋から明治村に行こうとする場合、名鉄で名古屋→犬山が30分 犬山駅から明治村のバスが約20分ですが 本数は多くなく、名鉄との連絡も練られているわけではないので 時間が勿体ないと思えば 犬山駅からタクシーを使うのも賢明です。
閉館時間が早いので 見学時間の設定などにも注意してプランを立てて下さい。
博物館明治村 http://www.meijimura.com
※公式サイトで 最新の情報を今一度お調べください。
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