香川県にある 四国最大のテーマパーク ニューレオマワールドを訪ねました。
レオマワールドは2000年に一度閉園し、2004年に経営母体が変わって再開園したのですが 
今年になって機会が出来たので 9年振りの訪問となりました。
 
  花と緑に溢れたレジャースポット
 讃岐平野を一望する大地の上に開けたレジャーランド
レオマの名は「ジャーはオニシに、かせ」という事で付けられたとか。
 場所は香川県丸亀市綾歌町 丸亀も平成の大合併でかなり山の方まで市域が拡がっています。
公共交通機関は丸亀、坂出、宇多津から出ていますし 琴電岡田駅からタクシーも便利です。

 園内は遊園地、飲食・物販、ホテル、オリエンタルトリップの4つのゾーンで形成されます。
その4つのゾーンは別々の企業が担当し 各自が独立採算方式を採用(それもあってか パークのテーマ統一性がやや訴求しきれていない点も否めないように感じました)しています。

 メインゲートから真直ぐ奥に進んだ 飲食・物販の『四国お宝村』は無料エリアとなっており 家族連れで一日を過ごすにはうってつけの場所と感じます。 
 四国お宝村は地域限定菓子やうどん、地酒等 四国四県のお土産が各種揃います。

この園内では 最も四国色が溢れる施設ですが 店員ももっと方言を丸出しにして(笑) 温暖な四国が誇る農産品などの販売が もっとあっても良いと感じました。
ここでカツカレーを食べました。

 首都圏では 四国は“有名観光地が多くない地味な存在”と思われているようで(私自身は全くそう思っていませんが) 
観光案内書の売れ行きも四国版が売行きが鈍い といわれます。

 四国には政令市が無く 本四架橋も渡橋料の高さがネックになっているのか 集客力ある観光テーマパークは難しいと思われ レオマワールドの誕生も バブル景気末期の1991年でした。
四国限定菓子が色々揃います。  最初こそレオマも物珍しさで賑わいましたが 施設自体が本州にある施設と大して変わらず キラーコンテンツ(呼び水となるアトラクション)に乏しい“概して大味”である事が見えて来ると客足は減少、平日はガラガラという厳しい現実となり 2000年に一度閉園してしまいました。

 レオマの再建は2004年。今度は加ト吉、マルナカ、おもちゃ王国などの複数の事業者が継承し 再オープンしました。
四国お宝村は飲食・物販のマルナカが担当、それぞれの得意分野を生かしているようですね。
バスは来ますが本数は少なく 街からタクシーも高いので
自家用車が時間を有効に使えると思います。
 レオマフェスティバルパーク&レオマおもちゃ王国
 入園券は大人1,000円(2009/2現在)で 子供向のレオマおもちゃ王国 老若男女楽しめるレオマフェスティバルパーク の共通券となっています。
 アトラクションに乗る際は別途乗り物券が必要で フリーパスチケット(入園料と乗り物乗り放題)や乗り物券(単券 5枚綴り券 17枚綴り券)を入手してからになります。
 その時の気分で決める事が出来ますし 園内5箇所に乗り物券のチケットブースがあります。
レオマのシンボル 大観覧車   直径50Mで讃岐平野を一望 シンボルマーク・ロゴは旧レオマのものをそのまま使用
 アトラクションに関しては 以前と大して変わりませんが 一層の合理化を図っているようで 施設運営の簡略化が見られました。
以前は 鳥をモチーフとしたイメージキャラクターもありましたし 
パレードとか 園内を遊覧するトレイン等を見受けた憶えがあったのですがそれが無く 四国お宝村の案内所にも 私が訪ねた時は受付嬢もおらず 旧レオマ時代には運行されていた岡山・倉敷からの直通バスも廃止、大西美術館も閉鎖など
その辺の手厚さは薄れている印象を受けます。

が、四国唯一の大型テーマパークを存続させるために 意味の無い過剰サービスは排除し 細く長く頑張って貰いたいですよね。

 園内はかなり広くパビリオンやミュージアムもあるので 雨天時でもそれなりに愉しむ事が出来ます。タミヤワールド(RCやプラモ等田宮のコレクション展示)や増田屋おもちゃ博物館(写真は厳禁)など 見どころのある施設が揃うので マニアなら退屈しないはず。
1周600Mのゴーカート カルーセル回転木馬
 ダイヤブロックワールド リカちゃんハウス 木のおもちゃ館など 
岡山のおもちゃ王国と同等以上の内容です。

 それにしても 相乗効果を狙ったのか解りませんが 岡山のおもちゃ王国とは海挟んで対面の位置
施設の希少価値を高める為 少し距離を離して造った方が良かったのでは..?! と思ったのは私だけ?
レオマワールドは美しい花で溢れています。
開園時間は10:00〜17:00 
休園日は水曜(春、夏休み GW 年末年始は除く)です。
レイクボードデキシークイーン  ボートで湖上の散歩をしてみました。
水上ジェットコースター ビバーチェ
田舎のレジャーランドだし大した事ないと思ったら大間違い
横Gが凄いし体が浮いて結構怖かった(^^;

 リニューアル後は大手の企業が共同出資で入り
おもちゃ王国が遊園地 マルナカが飲食・物販の、琴参閣と加ト吉がホテル とそれぞれの得意分野を生かして担当しているのが特色です。デートには好適でしょうね。  
ミコノス島…ギリシャを模した風景の中で 写真撮影など最適です。
このエリアはペット連れで泊まれる宿泊エリアともなっています。  

この対面に『ホテルレオマの森』がレオマの基幹ホテルとして聳えます。高級ホテルとして誕生し 日本料理やレストランはこちらに...。(こちらからお得にネット予約可能)
レオマアニマルパーク
入口は西アジアを思わせる雰囲気になっています。
 アトラクション&エンターテイメント主体という事で 若者子供向けの施設と思われている感があり
初年度の入場者数こそ160万人でも 2年目には95万人になるなど観光客の伸び悩みを感じます。
ここに珍しい商品 絶景などはありませんが
家族全員で1日過ごすには過不足ない場所と感じました。 
300km圏内&家族でレオマは初めて という方なら 行って損はないでしょう。
公共交通機関でもう少し行きやすくなれば と感じますね。


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ニューレオマワールドにあるリゾートホテル。ゆったりと流れる時の中で、くつろぎの一時をお楽しみ下さい。
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