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山門 奥には本坊書院・庭園(要予約)
11月中旬には一畑薬師茶会が開催され
非公開の茶室(東陽坊)も一般開放 |
法堂(座禅堂) |
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下から望む 法堂(座禅堂)と観音堂 そして本堂へ続く約150段の階段 |
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一畑山上までドライブウェーが出来ていますが 昔は参道の石段を徒歩で上がっていました。
写真の狛犬の側が参道の石段(1300段あまり)を登りきった所です |
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宗派は禅宗(臨済宗妙心寺派)、および
一畑薬師教団の総本山。 |
本堂へ続く約150段の階段を
上ります |
寺の名称は正式には「一畑寺」ですが、
山号は醫王山(いおうざん)です。 |
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寺の名称は正式には「一畑寺」ですが、
「一畑薬師」という通称が広く親しまれており 標識や看板など殆ど一畑薬師と明示されています。
創建は 平安時代の寛平6年(894年)です。
一畑山麓の 日本海の赤浦海中から 地元漁師・与市(後に補然と改名)が 引き揚げた薬師如来をご本尊としてお祀りし 医王寺として創建したのが始まりで 与市の母親の目が開いたり 戦国の世に小さな幼児が救かった事から 「目のやくし」「子供の無事成長の仏様」として 広く信仰されるに至りました。
薬師本堂(左写真)
本尊の薬師如来の両脇に 日光菩薩 月光菩薩 十二神将が祀られています |
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目のお薬師様 子供の無事成長の仏様として有名です。
他に「諸病平癒」「家内安全」「身体健全」「心願成就」「交通安全」などの御利益が.....
幾種類かある絵馬の中から 『め』と書いてあるものに
願い事を書いて奉納しました。
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徳川夢声歌碑 |
八万四千仏堂 |
頭を撫で撫でされ
びんづるさんはテカテカ(笑)。 |
「一」の提灯がトレードマーク
となっています。 |
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薬師本堂を取り囲むように沢山の観音様が奉納されて
並ぶさまは圧巻です。 |
十六羅漢堂 |
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「薬師瑠璃光如来」を本尊とするお堂 |
観音堂(中国観音霊場第26番札所)
本尊は瑠璃観世音菩薩 |
鐘楼堂 |
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天台宗に属していましたが、正中2年(1325年)、石雲本竺が臨済宗南禅寺派寺院として再興し、寺号を成徳寺と改めます。
承応2年(1653年)には 一畑寺に改名。
寛政2年(1790年)、妙心寺派に転属しました。
戦後の昭和28年(1953年)、宗教法人一畑薬師教団が設立され、一畑寺が総本山となっています。
武家の時代には やはり歴代領主の祈願所として寄進や安堵を受けて ゆかりの品々も残されています。
札所等:出雲十大薬師1番、出雲國神仏霊場3番、出雲観音特別霊場、中国33観音26番
文化財:紙本墨画著色書院障壁画22面・絹本著色阿弥陀三尊像(県文化財)
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一畑山上だけに 一畑薬師からの眺めは絶景で、宍道湖を眼下に中国地方の山なみが一望できます。
空が霞んでいなければ 大山、三瓶山なども.....。 日本海は至近なのですが ここから見る事は出来ません。
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千百年以上の年月が経っても 八万坪の境内は ご真言を唱えてお百度を踏む信者の姿や 沢山の参拝者が.....
現在でも全国から年間70万人余の参拝があります。
個人的には 社務所前にあるお茶が美味しかったのが印象的でした。
一畑とは地名で 薬草(お茶)畑の番号だったと伝えられますが
御霊茶が売られており ほうじ茶と生茶の2種があります。
それを一畑山の清水で沸かすのですから 美味い筈ですネ...。
出雲大社の知名度に押され なかなか他県人にはイメージし辛い一畑薬師ですが 一度は行って見られる事をお勧めします。 |
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