九州本島の西端は長崎県平戸市。
それならば車で行ける最西端まで行ってみようではないか?! という事で
九州本島から 平戸大橋を渡って平戸島へ
さらにそこから生月大橋を渡って生月島まで愛車を走らせました。
 
  車で行ける西の果て 長崎県生月島

 生月島(いきつきしま)は、長崎県の平戸島の北西にある島で
平成の大合併で長崎県平戸市の範囲に含まれています。

 南北約10km・東西約2kmの島で、海岸の一部は西海国立公園に指定されています。1991年7月に平戸島と生月島を結ぶ生月大橋が開通したので 車で容易く行けるようになりました。

 生月大橋 (道の駅より撮影)
平戸島と生月島を両島を隔てる辰の瀬戸を跨いで連絡するトラス橋です。 4年前から通行無料なのが嬉しいですね!。

←現在の愛車 マツダ・ミレーニア
ミレーニアは絶版車&希少車なので乗ると目立つし マツダ自製の6気筒エンジン搭載車に乗れるのも最後の機会と考え購入しました(^^)  ライバルはトヨタのウインダム(絶版)
  塩俵の断崖
 海岸の一部は西海国立公園に指定されており 特に島の西側の海岸は
柱状節理といわれる奇岩群が約1kmにわたって続く断崖が続きます。

 生月大橋付近から塩俵を結ぶ道路は「サンセットウェイ」と云い、
東シナ海に沈む美しい夕陽を眺め ドライブが愉しめる絶景ロードです。
「塩俵の断崖」に車を停めて 立ち寄りました。

 この奇岩は柱状節理と呼びますが、
溶岩台地の上に玄武岩が重なり、垂直方向に亀裂が入って五〜七角形の断面を作ることで、
柱が幾つも立つような形になります。

 まるで サスペンスドラマの舞台になりそうな(笑) こういう風景
日本とは思えない眺めです。棒状の石が並んだ崖、六角形(に近い円形)の石が並ぶ地面。
海外にもこういう景色は 北アイルランドのジャイアンツ・コーズウェーしかありません。

 晴れていれば海は青く透き通り、日差しが入るとより綺麗に見えました。長崎県新観光百選にも選ばれているそうです。
 どのようにしてこの柱状節理が形成されてきたのか思いを巡らせ、
自然の不思議さに感嘆するばかりでした。

 車でないと不便な場所であり 設備・サービスが展望台だけという
殺風景な場所ですが 俗化してない点は好印象です。
休憩を兼ねて眺めてみてはいかがでしょうか

 生月島内には宿泊施設は乏しいので 
やはり平戸市中心部に宿をとるのが得策だと思います。
  大バエ灯台

 塩俵の断崖から更に島の果てに....生月大橋からでも約15qは走るでしょうか
 生月島の北端部は高さ100mの大碆鼻断崖という断崖で、
(ハエとは海に突き出した岬状の岩礁をさす 長崎北部の方言)
その断崖の上に白亜の灯台 大碆鼻(大バエ)灯台が建っています。

 この大バエ灯台ははさほど大きくなく、昭和33年に初点灯しました。外階段で登ることが出来、展望台ともなっています。

 車で行ける先端が 大バエ灯台の駐車場ですが、平戸の市街からは1時間以上掛かります。
 展望デッキからは、綺麗な海と島、岩礁の景色が広がります。

 私達が訪ねた日は風も強く 少し怖さもありましたが
360度の展望が楽しめ 視界一杯に水平線が広がる景色は素晴らしいものでした。
 灯台に立って 下の海を見ると目もくらむ高さ(大バエ断崖の高さ自体が80m)で、
風が強いので 帽子など飛ばされないように注意が必要です。
 灯台から岬の陸部分はなだらかな草原になって 海の風景との対比が絵になります
アクセスが不便な割には観光客が意外と居ました。

 周囲には土産物店や自販機等は何もありませんが
天気の良い日には 訪れる価値充分だと感じます。

 生月(いきつき)という島名の由来は、遣隋使・遣唐使の時代に中国から日本へ帰国する旅人が、
船上からこの島を見つけ、無事に帰れたと安心してホッと息をついた事から... が由来だとか。
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