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 山口県阿武郡阿東町にある 名勝・長門峡に行ってきました。

長門峡は国道9号線にある 道の駅長門峡が入り口で
そこから長門峡竜宮淵までは5.4kmほど。遊歩道に沿って 川沿いを歩きます。
 
  観光散策の拠点 道の駅長門峡

 阿東町の特産の牛 徳佐りんごなど 地域の特産品の多彩さに驚かされます。長門峡を中心に阿東町の観光情報が一通り揃い レストランも完備しています。(休業は第2火曜日)
阿東町に道の駅は 同じ国道9号線に ここと願成就温泉(徳佐)の2箇所あるのですね。
近くにJR長門峡駅があります。こちらは無人駅で特急は通過し トイレも閉鎖されています。まず道の駅に出向くのが良いでしょう。 
 あまり道の駅で座り込んでいたら 時間が足りませんので 探勝に移ります。
入り口には中原中也の長門峡にまつわる詩碑もありました。
  渓谷を歩く 往復10.8km
 長門峡は往復で10.8kmも歩くのか と思われる方も多いと思いますが
私にとっては スポーツジムで通常に走ったり歩いたりの距離なので楽勝の範囲。
 気候も穏やかになりましたし、紅葉シーズンは観光客も多いので
狭い遊歩道での離合に手間取ることを思えば 少し前の今が最も適当な時期かなと感じました。
 この探歩道は 車両乗り入れ不可ですが 県道となっています。
車が走れない県道なんて 私はここで初めて見ました。

 それでもさすがは山口県道です 危険な箇所には手すりが必ず付き
距離表示標識もしつこいくらいに設置されて 助かります。
 竜宮淵までは片道だけでも5.4kmあり 当然往復となります。
(連れがいれば 相方に竜宮淵まで車を運んで待ってもらう事もできますが)
それでも私は 全て自分で見て歩き撮影した情報を発信するという
“ネット発信者根性”(笑)で 渓谷をくまなく徒歩で歩き回りました。
千瀑洞口
景勝スポット毎に標識が立っているので 見所を見落とす事がありません。
ショートコースなら ここの東屋で引き返す事になります。
ここまでの遊歩道は起伏も激しくなく 道もさほど狭くないので
幼稚園の遠足などにも選ばれていますね。園児集団とすれ違いました。川原にも下りてみました。
水墨画を思わせる渓谷美が続きます。 石英斑岩が川の水に浸食されてできた地形です
この渓流は阿武川ダムを経て 萩に流れます。

 秋吉台国定公園のエリアに含まれている他 『21世紀に残したい日本の自然100選』に選ばれており 長門峡はまさに自然の宝庫といえます。
四季折々に魅せてくれるであろう自然の中
水の流れる音 さえわたる空気 野鳥のさえずり 
ビルの谷間で暮らす都会人には 心癒される情景が続きます。
舟入…船溜まりを思わせる 穏やかなエリア 獺淵…化け物の大カワウソが猟師に退治された という言い伝えのある場所 水面に写る景色も最高です。
鈴ヶ茶屋
 長門峡入口から約3km歩くと中間に 鈴ヶ茶屋という休憩が出来る茶屋があります。
ここで鮎料理他 各種の食事が出来ますし 清涼飲料水の販売も行なっていますので 私も休憩がてらここでお茶にしました。
ここからゴールの竜宮淵までは2.4kmです。
竜宮淵側から来た人もここを目安にしているようで 
地理的にはここが阿東町と萩市の境界となります。
各景勝スポット毎に 案内板が設置され 見落とす事は殆どないと思います。ただトイレはありませんので ご注意下さい。
 三段峡ほどではないけれど アップダウンは結構あります。
上写真のように巨岩が迫っている所では 
長身の人は躯を曲げて歩く所も何箇所かあります。
 探索道を普通に歩けば端から端まで1時間20分ですが 
美しい場所では 写真撮影や座り込んで景色を堪能しますし
中間点の鈴ヶ茶屋でお茶にすると 片道2時間は必要です。
 長門峡という名称は 高島北海という地質学者&日本画家(1850〜1931)が命名しました。北海は 長門峡開発のため画会を組織し 長門峡の真景を描いて販売し 得た金すべてを 総延長10kmの探勝道建設費に充てました。
 探索道に2箇所トンネルがありますが 探勝道路の基礎作りに貢献した高島北海の名を刻んで 高島洞門 北海洞門と名づけられています。
紅葉橋…急流をまたぐ赤い美しい橋で 長門峡屈指の写真撮影ポイントとなっています。紅葉時は大変綺麗なのでしょうね。
 紅葉橋を渡って“暗がり淵”まで足を伸ばそうとしたら あいにく通行止めとなっていました。ウェブ発信者根性から 全部撮影してレポートしようと思ってたのに...悔しいぜ。
白糸の滝
広島県の三段峡に比べると 長門峡は滝の数では負けますが
小さいけれど美しい 白糸の滝というのがありました。
断魚瀑(だんぎょばく)
岸の間を 水が猛烈な勢いで落ちて行くので
ここから上には魚が遡って行けない急流であることから この名が付きました。

 澄んだ渓流の両岸に断崖絶壁がそびえ 
河床には所々淵や穴があり 絶え間なく変化するその風景 
歩いていて“次は何があるんだろう”と思いながら
デジカメに収めた画像は170枚余。
 特に見逃せないスポットといえば 千瀑洞口付近の東屋付近
高島洞門入口から後ろを振り向いた風景 紅葉橋から断魚瀑あたりでしょうか。
写真のアングル&フレーミングは 個人の嗜好に左右されますので皆さんも長門峡でお気に入りの地点を探し求めてください。
 歩き続けて2時間弱 やがて長門峡の出口である竜宮淵が見えてきました。
竜宮淵は穏やかなエリアで 水底に竜宮があるとの言い伝えに由来しています。
 竜宮淵は萩市川上地区となっています。
長門峡には行ってみたいけど 長すぎるのは辛いよ とお考えの方は車で 萩市川上の長門峡竜宮淵に出向き そこからアクセスする手もあります。(道の駅長門峡と竜宮淵を結ぶ公共交通機関はありません)

 長門峡の名物(味覚)といえば鮎料理で 竜宮淵側には幾つか鮎を食べさせる店も存在しています。私も串焼きを食べました(1本500円)。清流で育った鮎は旨いッス。

 長門峡の竜宮淵側に 長門峡の碑があります。
安部晋三前宰相の書ですが 短い期間だっただけに この人が地元に残したものが コレくらいしかないのが寂しい(失礼) 
竜宮淵に車を停めて 紅葉橋までは600m。
さほど負担にならない距離ですし 途中に断魚瀑など景色の良い場所もあります。 
紅葉を見たいのが主目的だったり 体力に自信が無い彼女とのデートなら竜宮淵〜紅葉橋の区間だけでも 長門峡はそれなりに楽しめるはずです。(実際に 長門峡を紹介する他の個人サイトを見ても 竜宮淵〜紅葉橋だけのモノが少なくありません)
これからの紅葉シーズンに 長門峡はお薦めできます。
そしてこういう場所ではゴミは必ず持ち帰りましょう。

 なお、同じ阿東町内には 十種ヶ峰という名峰があり
私のサイトで十種ヶ峰ハイクをご案内しています。こちらからどうぞ。


■長門峡 吟醸 720ml/原田酒舗
■日本の詩歌 中原中也/CD&DVDエクスプレス
■秋吉台国定公園、大山隠岐国立公園ほか日本百景〜美しき日本9 神々と親潮の通い路  UND-809/そふと屋
■山口県内最高品質米・・・寿泉(じゅせん)
/ふぐ・鯨はお任せ!下関海峡新感鮮
山口市内 湯田温泉の施設一覧山口市内 湯田温泉の宿泊施設をネットでお得に予約できます
長門峡からは山口市内の宿泊が便利です。長門峡探勝の後は湯田温泉で汗を流すと 疲れもとれるはず。
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